もし昔勤めていた会社にkintoneがあったら
ある日の夜中娘を抱っこしていた時ふと、昔勤めていた会社の事を思い出し、「あの会社がkintoneを導入していたらどうなっていたのかな」という妄想が走りました。
学生やチームがTシャツやスウェットやウィンドブレーカーなどのオリジナルチームウェアを作成する会社で、私は「製造部技術科」という部署で実際にウェアにプリント加工をしていくという作業をしていました。
20年近く前のことになるので記憶も薄れてきてはいますが、何となく効率が悪くてモヤモヤしていた記憶を頼りに妄想kintone化をしてみようと思います。
kintone化できそうな業務
kintone化できそうな業務を3点あげてみました。
- 受注~デザイン作成~加工~出荷
- 生産工程管理
- 在庫管理
どんなアプリを作成し、どんな機能を持たせるか考えてみました。
受注から出荷まで
一つの注文の流れはこうです
- 引合、デザインの原案をもらう
- デザイン課でデザインの作成
- デザインの確定
- 注文の確定
- 注文書が本社(工場)に届く
- プリント加工
- 出荷
受注一覧アプリ
おそらくExcelで作成した受注の一覧表を製造部の課長がいつも持ち歩き、届いた注文書と照らし合わせていました。
ただその一覧表には引き合いの段階や未確定のものが含まれていたため更新されるごとに出力していましたし、
おそらくリストの作成も各店舗から送られてきたファイルをもとに作っていたことは想像しただけで嫌になりますね。
そこで受注一覧を確認できるアプリを作り、引合をもらった段階で店舗から入力する。
プロセス管理やラジオボタン等で「引合」「未確定」「確定」など一覧で絞り込むことができるものを作って管理すれば、「納期が近いのにまだ未確定」といった管理もできるようになりますね。
デザイン確認アプリ
デザインはお客様からのデータや資料をデザイン課で作成、加工しお客様に最終確認し確定します。
デザイン作成アプリを作り、添付ファイルフィールドにデザインを添付し、コメントで営業と修正などのやり取りをするのはどうでしょう。
作成したデザインはkViewerでお客様に公開し確認してもらうことも可能かもしれません。
顧客管理アプリ
顧客管理アプリを作成し訪問の記録や受注や引合の履歴、過去のデザインを確認できるようにしておきたいです。
顧客コード、注文No、デザインNoをキーにして顧客管理アプリに関連レコードなどで表示できるようにしておくといいですね。
注文書のアプリ
注文書は1枚目にアイテムと色、サイズの明細、2枚目に加工指図が書かれています。
各店舗で記入し、確定後本社に郵送されます。
郵送するということで少なくとも1日のラグが発生します。
納期の短いものなど、注文書が届いたその日に加工をして出荷するといったことが度々発生し、工程管理もままならずストレスを感じることがあったのを覚えています。
これがアプリ化できると、店舗で確定した段階でプロセスを進めるなどし、通知を行えば、これまでの1日のラグはなくなることになりそうです。
ただ、問題点が二つありました。
一つ目は2枚目の加工指図書です。
アイテムの形の書かれた図に、大まかなプリント位置を書き込んでいました。具体的にcm単位で位置指定をする場合もありました。
それをkintoneアプリでどう表現するか。これが問題です。
画像をプレビューするカスタマイズなどが必要になるかもしれません。
二つ目は、加工後の商品を注文書と一緒に梱包・出荷場に下ろしていました。
注文者がアプリ化すると、たくさんある加工後の商品と注文書を結び付ける何かが必要になってきますね。
そして夜も更けていく・・・
受注の管理や注文書に関して、効率の悪さやストレスを感じることが多かったので、色々なアイデアが浮かんできました。
そんなことを考えていたら夜も更けてきました。
そろそろ娘も眠りについたかな・・・
いや寝てないわ!!!!
まだまだ妄想タイムが続きそうです。
kittan.hatenadiary.jp