きったんの、その一足が道となる

kintoneを使った業務改善の記録

モノマネ上手を採用したい、という話


私は昔からそれなりにモノマネができます。

大阪の男性の約8割ができると言われている、「昼ごはんでっせぇ〜」には定評がありますし、カラオケでサザンオールスターズをうたったら…なんて時代もありました。
また、先生や先輩、上司のモノマネで場を盛り上げたり、なんてこともありました。



さて、そんな話は置いておいて、


「新人採用するならどんな人がいい?」


自分の部署に募集をかける際こう聞かれたとしたら、何と答えますか?

私はもし次聞かれたらこう答えようと思っています。



「モノマネが上手な人がいいです」



本気でこのことは昔から思っていました。
果たして面接で「何かモノマネしてください」なんていう日が来ることはあるのでしょうか。。。

モノマネ上手の特徴


モノマネが上手な人には特徴があるように思います。

1.特徴をとらえるのが上手

モノマネ上手は観察力や洞察力に優れていると思います。

その人や物の特徴をとらえるのがうまく、細かな動きやクセ、声や口癖など、本人も気づいていないようなポイントまで見つけ出すことができます。

これを仕事に当てはめてみると、
先輩や上司からの指導を受けまた仕事を進めていくうえで、成果をあげている人のスキルや思考などを学び自分のものにしていくのがとてもスムーズにできるのではないかと思います。

2.思い通りに表現することができる

2つ目の特徴は、とらえた特徴をしっかりと表現・再現する力があるということです。

本人の声などそのままにモノマネできる人もいれば、中には特徴をつかみつつも自分流にアレンジして表現できる人もいます。

これが大切なことではないかと思います。
教えられたこと、理念や概念など、基本的なことをきちんと身につけた上で自分の考えに合わせて個性を発揮していく。

モノマネ上手はこういった「型破り」なことをするのが上手なのかもしれません。


まとめ


「学ぶ」という字は、「まなぶ」と「まねぶ」と読むことができます。

「学ぶ(まなぶ)」の語源が、「まねぶ(学ぶ)」であり、「真似ぶ(まねぶ)」も同じ語源であるという説があります。

つまり「学ぶ」は「真似る」ことから始まるといっても過言ではないかもしれません。

中途採用の場合は即戦力になる人材を確保したいと思う会社が多いのではないかと思います。
教育の仕組みが確立できていない当社のような零細企業だと特にそうかもしれません。
ですが本当の即戦力などほぼ皆無なのではないでしょうか。

だったらいっそ入社後の育成に期待できるかもしれない、モノマネ上手を探してみるのもいいのかもしれない、と思うのでした。



そろそろ私もモノマネする立場から、される立場にならないといけませんね。。。