きったんの、その一足が道となる

kintoneを使った業務改善の記録

自分なりの「すごくない」について語る


「すごくない」
「すごくなくていい」


これらは今我々の合言葉になっています。
すごくないアドベントカレンダー、すごくないアウトプット。
兎にも角にもすごくないを推しているこの頃です。

以前、すごくないアドベントカレンダー内でkintoneエバンジェリストほりさんが「すごくない」について書いてくれています。
note.com

・あなたがすごくないと思っていても、それは他の人にはすごいことであることもあるのです。
・誰かの何気ない発信から、改めて考え直すきっかけを与えるかもしれません。

本当にコレはその通りだと思います。
すごいかどうかを決めるのは自分ではないということ、そして自分の発言がどこで誰に刺さるかはわからないということ。

だからとにかく難しく考えず発信すること、これが大切なのですね。

私の「すごくない」


ここで私にとっての「すごくない」について書いておきます。

一言で表すならば「テンション」でしょうか。
私のとってのすごい、すごくないは気を張る、気持ちを入れるといったところにあります。

服装にたとえると分かりやすいかもしれません。

・部屋着
・普段着
・仕事着
・デートに着ていく服
・いい食事に着ていく服
・礼服
・その他

TPOに合わせて我々は服装を選びます。

この、「部屋着」や「普段着」こそがわたしの「すごくない」なのです。
ちょっとコンビニに行く、そんなときにわざわざネクタイを締めることがないのと同じように、Twitterやnoteだからと言って無理に気持ちを張らず、スーツに着替えることなく普段着のままで、思っていることや喋っていることをそのまま文章にする、それがすごくないアウトプットだと思っています。

スポーツについても同じことが言えます。
あくまでもこれは持論ですが、試合だからと気持ちを入れすぎると逆にいいパフォーマンスは出せません。
一瞬一瞬に最適な判断をするためには常に冷静に状況を見定めておく必要があります。そのために必要なのが練習時のような「平常心」なのだと思います。

人間練習の時が一番上手いんです。練習でいいパフォーマンスをしないと試合に出られませんから。
なので「すごくない状態」を保つということはとても重要だと個人的に思っている次第です。


「すごくない」コミュニティ


kintoneには素敵なコミュニティがたくさんあります。
そのコミュニティイベントの一つ一つを通じて楽しさや学びがあり、kintoneライフになくてはならないものであることは間違いありません。

ただ、「イベントに参加をする」ということで一つ気持ちを入れる必要があることも事実です。

そこで、もっと気軽に、普段着のままで参加できるコミュニティがあってもいいと思ったのです。

それが、「すごくないコミュニティ」です。

そのうちの一つに、「Gather」というツールで作ったバーチャルオフィスのようなものがあります。
元々はkintone界隈の忘年会会場として作成したものですが、忘年会終了後もオープンな状態になっています。
私はいつもそこに"出社"し、ほかに誰かが出社してきたら話をしたりチャットをしたりしています。

イベントを通じて学びや気づきをいただくことはたくさんあり、とても価値のあることです。
ですがさらに私がもう一つ思うのは、「課題や気づきは日常に落ちている」ということです。

何かをするために集まるのではなく、そこに行けば誰かがいる、ただそれだけの場所。
そこでそれぞれが自分の仕事や色々なことをしながらできる時にだけ交流する。
いつもの日常に少しだけ違う文化が入ってくることがある。
そんな日常の中で気づきや課題解決の糸口が見出せたら。

会社、職種、業種、立場、色々な垣根を越えてゆるくコミュニケーションをとる中でもしも有益な情報が交換できたり、新しい価値が生まれたりすれば面白いかもしれない・・・などと考えています。

オマケ


コンビニに行くにも必ずスーツに着替えるレジェンドも世の中にはいるんです・・・


それもこの方にとっては「すごくない」ことなんでしょう。

実はこれこそが私の目指すところではあるのです。

「自分ではすごいと思っていないけどみんなすごいと思ってる」
究極の姿はこれですね・・・。
日々精進します。