きったんの、その一足が道となる

kintoneを使った業務改善の記録

マインドマップを作るのが苦手、な話

先日ふと思ったことを書き出してみました。

マインドマップとは


自由な思考、アイデアや情報の流れを、中心となる概念から分岐させる形で描写した図、
と書いてあります。


複雑な情報を頭の中で整理して、体系的に並べ変える。
それを図にしたものがマインドマップですよね、たぶん。

自分のアイデアや考えだけでなく例えば打ち合わせや会議などでも内容をマインドマップできれいにうまくまとめられる方がいます。

正直めちゃくちゃ見やすくて、シンプルに言葉が体系的に並んでいるのでとても分かりやすいんです。

こんな風に頭の中の情報や考えをシンプルにまとめられたら・・・

と思って何度か試みたことはあるのですが、なぜかうまくできません。
マインドマップに限らず、色々なツールや形で考えをまとめようとしてもなぜが自分で納得いくようなものができず、結局続かないことがよくありました。


A4メモ書き

そんな時、エン・ジャパンの高橋淳也さんの記事で紹介されていた、「マッキンゼーロジカルシンキング」という本を読んでみました。


note.com
amzn.to



この本の中で、「A4メモ書き」というものについて書かれていました。

A4メモ書きとは
A4用紙を横置きにし、左上に浮かんだテーマを、右上に日付を、本文は4〜6行、それぞれ15〜20字前後で書くだけです。
ここまでは普通のメモとあまり変わりませんが、頑張って1ページ1分で書くこと、毎日10〜20ページ、頭に浮かんだときに書くことがポイントです。

テーマとしてまとめたいことを、そしてそこから派生することを箇条書きにいくつか書いていけばいい。

これを見たときに何となく直感的に「なんかできそう」と思ったんです。
ただ何となく。
1日10~20ページも書くこともありませんし、A4である必要も、紙に書く必要もありません。カテゴリーなどを付けてデータベース化しておけば後から検索や集約もしやすいでしょう。



もちろんマインドマップなどを否定しているわけではありません。

ただ何となくこっちの方が「自分に合ってる」と感じました。


で、結局何が言いたいのか


人間には「認知特性」というものがあるそうです。

認知特性とは
人間の五感を使ってどの分野が認知しやすいかどうかの個々人の特性のこと

そして基本的には、視覚・言語・聴覚の3つのタイプに分類されている、と書かれています。

・視覚:目で見て情報処理するのが得意
・言語:文字を読んで情報処理するのが得意
・聴覚:耳で聞いて情報処理するのが得意

これを知ってどうなるかというと、
誰しもそれぞれの能力は持っていますが、分野の優位性が個人個人で違うため、特性を理解しておくと仕事や日常生活で活かせる部分が見えてくる、
ということのようです。

自分に当てはめて考えてみると、
例えばテレビやラジオで音楽を聴いているとき、流れる映像や音だけよりも、歌詞カードなどを見ながら音楽を聴いている方が頭に入ってきやすいと昔から感じていました。

つまり私は「言語優位」の特性があるということがわかりました。
それでもまだ少し足りないことがあったので調べていると、言語優位の中でも2つのパターンがあると書いてありました。
ファンタジータイプと辞書タイプです。

ファンタジータイプ
本を読むとその場面をすぐ想像でき、見たことを言葉で表現できる人です。映像を言語化するだけでなく、言葉を映像化するのも得意です。
辞書タイプ
「言葉を見る」のが得意な人です。覚えたいことなどを文字にしたり図式化したりして紙に書き、視覚情報に変換して理解したり記憶したりします。

この辺りでようやく自分を納得させることができました。

目や耳から得た情報を辞書タイプの人はマインドマップのように図式化して理解している、
またファンタジータイプは文章で頭に入っていくということだと解釈しました。

そして最終的に、情報を文章で捉えてインプットしている私は間違いなくファンタジータイプだから、
その情報をマインドマップであらわすことが苦手だったのか、A4メモ書きの方がしっくりきてたのかな、
という結論に至りました。



人それぞれ色々あって面白いな、自分も含め頭の中では情報をどのように処理してどのように保存しているのか頭を開けて見てみたいなと、
先日のkintoneスイーツ男子会で考えていました。

パフェを食べながら。