はたらくは誰のために
「働く」と「仕事」の違い
私にとって働くとはなにか、考えることがよくあります。
家族を養うため、お金を手に入れるために働くというのが答えの一つです。
毎日繰り返される仕事の中に楽しさややりがいを見つけ出すことはできますが、この仕事が好きかと言われると、決してそうではありません。
それでも仕事だから、苦しくても歯を食いしばり働き続けなければならない、それも現実です。
ある日ふと、「働く」と「仕事」は何が違うのかと考え始めました。
働くとは、「傍(はた=まわり)を楽にする(楽しませる)」こと、
一方仕事とは、「事に仕える」こと、が語源の一つだと言われます。
つまり、「働く」は人のために動くことであり、「仕事」は自分に与えられた役割を全うすることであると思います。
今この仕事が誰のため、何のためにあるのかを明確にし、「働く」という大きな括りの中で「仕事」をしていくというのが2つの関係性なのかもしれません。
自分のために働いたっていい
誰かのために価値を提供すること、それが働くことの真義なのだと思っています。
新しいスキルや知識を身につけようと努力して、会社のために、業務改善のために使う。そういった努力も働くことの一部だと思っています。
会社に属している以上、それはとても大切なことであり、当然のことだと思っていました。
特に今は、kintoneをはじめノーコードツールやプログラミングを学んだりすることはとても楽しく、そこに時間も労力も惜しみません。
でもその努力は本来自分のためにするべきですよね。
勉強で得た知識やスキルで自分の価値を高めていきたい、そう思います。
会社や誰かのためだけに働かなくたっていい、自分のために働いたっていい。
自分のための努力なら無限にできるはず。
そしてそれが結果的に誰かの価値につながれば・・・と思っています。
先日、ティモンディの高岸さんが独立リーグのプロ野球選手になり、プロ初登板を果たしたというニュースをみました。
相当努力されたのでしょう、本当に素晴らしいですよね。
彼の人柄や前向きな姿勢は芸人時代から好きでしたが、さらに尊敬することになるニュースでした。
好きを好きだけで終わらせてはもったいない、
楽しいを楽しいだけで終わらせてはもったいない。
そう思うきっかけになりました。
自分のために全力で、楽しく働いていきたい。
や れ ば で き る ! !