kintoneを「使いこなす」とは何かを考えてみる
kintoneを使いこなせているかわからない。
kintoneをもっと使いこなしたい。
こういうことを考えている方もいらっしゃるのではないかと思います。
せっかく導入したkintone、使いこなすことができなければもったいない、それも事実かもしれません。
この言葉を聞くたび私はいつも思うのです。
「kintoneを使いこなす」とはどういうことなのか。
どういう状況になれば使いこなせていると言っていいのか、改めて考えていきたいと思います。
そもそも「使いこなす」とは
そもそも、「使いこなす」という言葉の意味はなんでしょうか。
そのものの性能などが十分発揮できるよう、うまく使う。また、自分の思いどおりに使う。
この説明から考えると、
kintoneを使いこなすとはkintoneの機能や特徴を理解して、それを活かす使い方ができていること
これが一つ定義として上げられそうです。
そうなるとやはりアソシエイト試験の勉強をして機能を一通り学ぶことはとても重要なことですね。
「使いこなす」に正解はないのではないか
プラグインやカスタマイズを駆使して誰もが驚くようなシステムを作ることがkintoneを使いこなしているということなのでしょうか。
逆にプラグインも使わないライトコースの方は使いこなせないということなのでしょうか。
そんなことありませんよね。
両者には違いがあるようで「自分の思い通りに使う」という点においては変わりはないような気がします。方向性に違いがあるだけで。
私が思うには、kintoneに100社100通りの使い方があるなら、使いこなし方の正解も100社100通りある、つまり具体的に「こういう使い方ができればkintoneを使いこなしていると言える」なんてことはないのかもしれません。
ツールの理解 ✖️ 業務の理解
kintoneに限らず、ツールを使うにあたってその機能や特徴を理解することはもちろんのこと、さらに大事なのは業務への理解だと思います。
ツールの理解と業務への理解が双方深まっていけば、業務フローや業務改善の目的に合わせてツールを選択し、その機能を使い分けられることができるようになるでしょう。
そうすれば「kintoneを使いこなしている」と胸張って言えるようになるかもしれませんね。
・・・で?私は?
もちろん使いこなしている!
・・・と・・・思いますが・・・( ^ ^;)